まず、あなたに知っておいてほしいのはドライヤーが髪にダメージを与えるということです。
「じゃあ、ドライヤーは使用せずに髪を濡れたままにしておくほうがいいの?」
いいえ、これも良くありません。
そうなると、こんな対決が起こります。
ドライヤー VS 濡れっぱなし
リングはもちろんあなたの髪で試合開始です。
この対決、勝者はドライヤーさん。
ドライヤーで髪をきちんと乾かしてあげる方が、髪にとってダメージは少ないのです。
でも。
ドライヤーの使い方を間違えれば一瞬にして髪を駄目にしてしまいます。
なぜなら、「髪は熱にとても弱い」から。
高熱をあてた髪がどうなってしまうのでしょうか?
目玉焼きをイメージしてください。
生の時は透明だった白身が、熱を加えることで白色に変わりますよね。
水は温度次第で氷になったり水に戻ったりと形が変化しますが、この白身は一旦白色に変わってしまうと冷たくなったところで透明には戻りません。
これは「たんぱく質の熱変成」というのが原因。
たんぱく質からできている卵は、熱を加えると性質が変わってしまいます。
これと同じような変化が髪にもおこるんです。
なぜなら、髪は卵と同じようにたんぱく質のかたまりだから。
髪に熱を与えると、たんぱく質が変成してしまい髪を傷めてしまう結果に!
その上、熱を与えて傷んだ髪は、冷たくなったところで元には戻ってくれません。
これがお肌なら一時的な「やけど」ですむんですが、髪は自分で修復できない。
つまり、髪に一瞬であっても高熱を与えてはいけないのです。
「じゃあ、ドライヤーはどうかければいいの?」
答えは簡単。
高熱を与えてはいけないのであれば、髪を乾かす時、遠くからドライヤーをかけてあげればいいのです。
遠くから広い面積に対してドライヤーをかけてあげる。
ドライヤーの風を近くからかけると一気に髪が高熱になってしまいますので、遠くからゆっくりと低温の熱を送ってあげるというわけです。
遠くからドライヤーをかけると、なんだか髪が乾かない気がしますよね。
でも大丈夫。
ドライヤーの熱が広範囲に届けられる分、乾くまでの時間はほとんど変わらないんです。
また、髪を乾かす前に頭皮から乾かすと時間が短縮でき、髪に与えるダメージも少なくてすみます。
このとき、ドライヤーは上下左右とこまめに動かしてください。
最近では、マイクロファイバーという素材で作られた「髪を乾かすための特殊なタオル」も販売されていますので、ドライヤーの熱対策にはとてもお勧めです。
ドライヤーやタオル、どちらにしても髪を乾かすときの鉄則は、やさしく、やさしく乾かしてあげること。
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